三菱エコキュートのエラーコード一覧と対処法!C21などの原因・強制解除の方法
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三菱エコキュートのリモコンに「C21」や「P37」のような英数字が出て、お湯が使えるのか不安になっていませんか。三菱のエラーコードは頭文字で異常の種類を見分けられます。コードを控え、頭文字でおおよその見当をつけてから、三菱電機の公式FAQと照合するのが最短の対処です。あわてて表示を消す必要はありませんので、ご安心ください。
この記事では、頭文字ごとの見分け方、検索の多い「C21」の原因と対処、エラー解除(リセット・強制解除と呼ばれる操作)の方法と解除してはいけない場合、エラーが再発するときの考え方までを、三菱電機の公式FAQをもとにエコキュート専門店のエコキュートダイレクトが解説します。
この記事の要点(30秒でわかる)
- コードは消す前にメモか写真で残す。三菱の公式FAQに主要コードの意味と対処が載っており、コードそのもので照合するのが近道
- C21などの「C・数字」で始まるコードはわき上げ系。ヒートポンプ配管の水循環の問題で、冬の凍結や据付直後のエア抜き不足でも表示される(出典:三菱電機公式FAQ)
- エラー解除は表示を消す操作で、故障を直す操作ではない。水漏れ・異臭があるとき、原因がわからないまま繰り返すときは解除せず点検を頼む
三菱エコキュートのエラーが出たら?まず確認すること
エラーが出たら、最初にやることは3つです。表示されたコードをメモか写真で控える、断水・凍結・浴槽の栓など身のまわりを確認する、そして頭文字で異常の種類の見当をつける。この順で進めれば、多くの場合は「自分で対処できるか、点検を頼むか」まで判断できます。

先に安全の確認を
本体や配管からの水漏れ、焦げくさいにおい、煙が出ている場合は、エラー解除を試さず使用を中止してください。水漏れは給水配管の止水栓を閉じ、においや煙は分電盤の該当ブレーカーを切ってから、販売店かメーカー窓口に連絡してください。

あわてて電源を切るのは、かえって遠回りになることも。表示は原因究明の手がかりなので、消える前に控えるのが先です。身のまわりの確認とは、周囲の断水、冬場の配管凍結、浴槽の栓の閉め忘れ、湯はり量の設定といった、機器の故障ではない要因のチェックのことです。症状別の緊急度やメーカー共通の初動はエコキュートのエラーコード一覧と対処法の記事で詳しく整理しているので、初めての方はあわせてご覧ください。
頭文字でわかる三菱エラーコードの見分け方
三菱のエラーコードは、頭文字ごとに異常の系統がある程度そろっています。公式FAQに掲載されている代表的なコードから整理すると、次の表のようになります(全コードの厳密な分類ではなく、見当をつけるためのめやすです)。
| 頭文字 | 系統のめやす | 代表的なコード |
|---|---|---|
| C・数字3桁 | わき上げ系(ヒートポンプ配管の水循環の問題) | C03・C20・C21・C30・103・120・121・201 |
| P | 部品の動作系(ポンプ・弁など) | P37(ふろ循環ポンプ)・P24〜P27(切替弁) |
| F | 漏水検知 | F08 |
| H | 通信・制御系 | H01(リモコン通信) |
| U | 給水・使用状態系 | U00(給水温度の高温) |
(出典:三菱電機 三菱エコキュートFAQの各エラー表示ページ)
大事なのは、頭文字だけで自己判断を完結させないことです。同じ頭文字でも、意味はコードごとに別物。見当をつけたら、表示されたコードそのもので公式FAQを引いてください。公式FAQには全189件(2026年9月時点)の質問が載っているため、コードを検索窓に入れると知りたい情報にたどり着けます。
C21エラーの原因と対処
検索の多い「C21」は、わき上げ(お湯を沸かす動作)が正常にできていないことを示すコードです。三菱電機の公式FAQでは、C21は「冷媒吐出温度異常・わき上げ温度低温異常」とされ、C03・C20・C30・103・120・121・201と同じグループで案内されています。共通する根本的な原因として、ヒートポンプ配管の中を水が正しく循環できていない可能性が高いです(出典:三菱電機FAQ エラー表示C03・C20・C21ほか)。

エラーが出たタイミングに思い当たることはないでしょうか。公式FAQが案内する確認方法は、状況しだいで次のように分かれます。
- 据付(設置)直後に出た:配管に空気が残っている可能性があるため、エア抜き運転を行う。改善しなければ施工した店に連絡する
- 冬の朝に出た:配管凍結の可能性が高いため、気温が上がって自然に解凍されるのを待ってから運転を再開する
- それ以外:止水栓が閉まっていないか、配管の水漏れやつぶれがないかを確認して、運転を再開してみる
これらを確認しても再表示される場合は、部品側の不具合が考えられるため、販売店(据付工事店)に点検を頼んでおくと安心です。解決しない場合の窓口は三菱電機の修理受付です(出典:同FAQ)。お湯が出ない症状そのものの切り分けはエコキュートのお湯が出ない原因と対処法の記事でも解説しています。
そのほかの代表的なエラーコード
C21系のほかにも、相談の多いコードがあります。意味と対処方法については、表の公式FAQリンクから確認することもできます。
| コード | 意味(公式FAQより) | まずやること | 公式FAQ |
|---|---|---|---|
| P37 | ふろ循環ポンプの異常。冬季は配管凍結が原因のことも | 凍結の可能性を確認。再表示なら止水栓を閉じて点検依頼 | P37のページ |
| P24〜P27 | 切替弁の固着(わき上げが正常にできない) | 再表示されるなら止水栓を閉じて点検依頼 | P24〜P27のページ |
| F08 | 漏水検知(貯湯ユニット内部で水漏れを検知) | 止水栓を閉じて点検依頼。台風・大雨・積雪で水滴が入り誤検知することもある | F08のページ |
| H01 | リモコン通信異常(落雷の影響のことも) | 貯湯ユニットの電源レバーを「切」にして約1分後に「入」へ | H01のページ |
| U00 | 給水温度の高温異常(45℃以上のお湯が給水されている) | 蛇口からお湯を出して給水配管の温度を下げてみる | U00のページ |
(出典:各セルのリンク先=三菱電機公式FAQ)
表に無いコードが出たら、公式FAQの検索窓へ。コードを入れるだけで知りたい情報にたどり着けます。F08のように、天候がきっかけで表示されることがあるコードもあります。ただ、雨のせいだと自己判断して放置するのは危険です。漏水検知は本来「内部の水漏れ」を知らせるコードなので、天候要因が疑わしい場合でも点検で白黒をつけた方が安心です。
エラー解除(リセット・エラー強制解除)の方法
三菱のエラー解除は、リモコン操作で表示を消すことを指します。「エラー強制解除」という言葉で探されている操作も、中身は同じリセットです。公式FAQには、台所リモコンの「日時設定スイッチ」と「給湯温度▼スイッチ」を3秒以上同時に押す方法が案内されています。ただし操作は機種によって異なり、エラー解除に対応するのは2017年以降製造の機種という制限もあるため、うまくいかないときは据付説明書か販売店で確認してください(出典:三菱電機FAQ P37ほか各エラー表示ページ)。


覚えておいてほしいのは、解除は表示を消す操作であって、故障を直す操作ではないという点です。解除してよいかどうかは、次で見分けられます。
- 解除してよい:凍結が解けた、浴槽の栓を閉めた、エア抜きをしたなど、原因を取り除いたあとの表示消し。一度きりの表示で再発しない場合も様子見でかまいません
- 解除してはいけない:水漏れ・異臭・発煙があるとき。原因がわからないまま何度も再表示されるとき。この状態で解除を繰り返すと、異常を検知したまま運転を続けることになります
なお、貯湯ユニットの電源レバー(漏電遮断器)を切って入れ直す方法もリセットとして知られていますが、頻繁に繰り返す操作ではありません。再表示されるなら、そこから先は点検の領分です。
エラーが再発する・次々に出るときは
リセットで消えてもすぐ同じコードが出る、あるいは別のコードが次々に出る。この状態は、部品側の不具合が進んでいるサインです。表示のたびに解除して使い続けるのではなく、段階で考えてみるとよいでしょう。

- 一度きりで再発しない:一時的な検知の可能性が高く、様子見でかまいません
- 同じコードが繰り返し出る:原因が続いています。止水栓・凍結などを確認のうえ、点検に切り替えるタイミングです
- 複数のコードが次々に出る:制御基板や複数部品の不具合が疑われます。設置から10年前後なら、修理と交換の両にらみで考える段階です
専門店の視点|「解除で消して使い続けた」その先に起きること
専門家監修
エラーの相談で少なくないのが、「何か月も前から時々出ていたが、リセットすると使えるので放置していた」というケースです。表示を消しても原因は残るため、気づいたときには別の部品まで傷んでいて、修理の範囲が広がっていることがあります。小さな再発の段階でご相談いただくのが、結果としていちばん安く済みます。
リセットは応急処置です。2回目が出たら、そこはもう点検のタイミングだと考えてください
― 監修者 桶屋 佑貴 のコメント
修理の正式な窓口は、三菱電機の修理受付(三菱電機システムサービス)です。保証期間内の不具合や部品交換の依頼は、三菱電機 修理のご相談ページからWEBでも申し込めます。購入した販売店・施工店に相談できる場合は、そちらが機器の設置状況まで把握しているぶん、話が早いこともあります。
設置から10年を過ぎた機種でエラーが繰り返すなら、部品供給の期限も踏まえた判断が必要になります。考え方はエコキュートの寿命と交換時期を解説した記事とエコキュートは修理と買い替えどっち?判断基準を解説した記事で整理していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:コードを控えて、頭文字で見分けて、消える前に照合

三菱エコキュートのエラーは、コードを控える→頭文字で見当をつける→公式FAQと照合する、の順で対処すれば、あわてずに「自分で直せるか・点検か」を判断できます。
- C21などの「C・数字」はわき上げ系。凍結・エア抜き・止水栓の確認で復帰することがある
- 解除(リセット・強制解除)は表示を消す操作。原因を取り除いてから使い、水漏れ・異臭のときは使わない
- 同じコードの再発は点検のサイン。複数コードが次々に出て10年超なら、交換も視野に入る
- 意味の確認は三菱公式FAQが正。コードそのもので引く
コードの意味がわからないまま連絡をいただいてもかまいません。表示された英数字と出方をお聞きして、一緒に切り分けることも私たち専門店の仕事です。
設置から10年を過ぎた機種でエラーが繰り返しているなら、修理と並行して交換の見積もりも取っておくと、いざというときに慌てなくてすむのでおすすめです。
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